コラム「まるごと日誌」

不器用な生き方しかできない人間です。何でも光と影でできていると考えています。その両方をまるごと見て考える必要があると思っています。そんな私が,日常で感じていることを,気楽に書いていきたいと思います。

ハラスメントと言えば何でもいいのか?

パワハラ。モラハラ。オワハラ・・・。 ハラスメントを付ければ、とりあえずやられたと主張する側が 優位になるような世情である。判官びいきの日本の特徴であろうか。 しかし、この「判官びいき」によって、冤罪やサボり、わがままが生まれているような状況…

彩りが消えゆく。寂しい。

かつて一世を風靡した方々の訃報が、相次いだ。 高橋幸宏さん 坂本龍一さん 西郷輝彦さん 谷村新司さん もんたよしのりさん 犬塚 弘さん 大橋純子さん 矢代亜紀さん 冠二郎さん・・・。 永井路子さん 畑 正憲さん 大江健三郎さん 伊集院 静さん・・・。 桑原…

根付いてしまったものを改めたい

「聞こえてきたのは、女性の声ですか?男性の声ですか?」 ACジャパンのCMの問いかけにハッとした。無意識の差別は、自分にも強く根付いていることに、否が応でも気付かされることになった。 菅井幸来さんの記事の写真を見た時も同じだった。始めに写真を見…

大学共通テストを前に

作家の額賀 澪さんの記事を目にした。 額賀さんが高校3年の時の先生がこう言った。「第一志望に合格できるのは、受験生の1割程度」これを聞いた額賀さんは「運動会の徒競走で仲良く手をつないでゴールするなんてことをしたって、結局人生の大事なところで…

余震

今日、余震があり、大きく揺れました。 私は職場にいました。さて、そろそろ帰る時刻か。でも、もうひと仕事するかと思っており、次の仕事にかかろうとしたとき、 「ウー!!ウー!!ウー!! 緊急地震速報です!」 と、みんなの携帯電話が一斉に鳴りだしま…

2度目

2024年1月1日(月)16:10 能登震災が発生しました。 私の居住地も揺れました。そして、揺れが収まった直後、職場へ直行しました。 今の立場によるものです。そして職場が避難所となりました。開設後、被害が激しい地域から1時間かけて避難してき…

久々に再開 書くことへの意識の変化

2024年を迎えました。 日誌といいながら、ずっと書かずにきてしまいましたが、再開します。 ここ8年間で、書いて表すことへの意識が揺らいでいました。 8年前は「訂正する」ことへの激しい心の葛藤がありました。 「そんな風に直してしまったら、伝え…

便利さは何のために

国の政策により,小中学生が1人に1台タブレット端末を用いて学ぶことになった。 届いたタブレットに,1人1人のアカウントとパスワードを入力する。 当方はICT好きで,機器の便利さを知っているので,勇んで楽しみながら作業をしていた。 ところが・・・…

通勤路にて

平日と休日で出勤路を分けている。 平日はバイパス。必要があれば高速道路である。だから車の列しか見えない。しかし休日は農道経由する道を行く。途中に住宅街もあり,車で通るわずかな時間だが,そこに住む人々の様子を垣間見ることがある。 通勤路添いに…

感動不足に「おちょやん」が

NHK朝ドラ「おちょやん」のダイジェストを見た。 見終わったとき,涙が流れた。 なぜだろう・・・。失礼ながら,内容は到って「ベタ」なもの。同じような物語は今までたくさん見てきたのだが・・・。 振り返って,はたと気付いた。 そういえば,自分の生活に…

数字の奥にあるドラマを探ろう

新型コロナウイルス感染症のニュースがメディアを賑わせ,半年ほど経つ。 こういうときは最先端の情報が大切だ。さらに,その情報を自分の目線で解釈する必要もある。初めてzoomをするタイミングで,東大生物学科を卒業した友人に尋ねてみることにした。 「…

観点が乏しい人の評価は

子どもたちが先生を評価する。学校生活を評価する。親を評価する。そんな調査が流行して久しい。 声なき声に耳を傾ける。弱者の声に耳を傾け,改善に活かす。とても良いことのように言われているが・・・。 実際に評価を受ける立場になってみると「この子の…

休憩にするには覚悟がいる不思議

「みんながやっているんだから・・・。」 「あなただけ変ですよ・・・。」 強い集団圧によって,人を変えようとする。 悪人に対しては良い方法だ。「スカッとジャパン」などで採り上げられる悪人に対して,よく採られる方法だろう。 しかし職業上,何に対し…

三浦春馬さんの訃報

休日出勤して,ふと携帯を見た。 「三浦春馬さん 自殺」 一瞬時が止まり,気持ちが凍りついた。 なぜだ?これから良いことしか待っていないはずの人が・・・。 主演ドラマや映画をいくつか見たことがある。 映画「君に届け」では,ハンサムでクラス1の人気…

どんな人にも 良いところがある

やること成すこと,癪にさわる人 話したくないなと思う人 会いたくないなと思う人 などなど,どうしても合わない人がいるものだ。 合わないところを知っているくらいだから,仕事や活動の時ほど合わない人に 遭遇する。だから合わないところを嫌でも見てしま…

「育てる」って,どうなればいいの?

「この子たちを育てたい」 「この部下を立派に育てたい」 よく聞くセリフである。 しかし「育てる」って言うけど,どうなるればいいの? 育てたい人は,そのために何をするの?と聞かれると,どうもはっきりしない。あやふやである。 今回は「育てる」を,ま…

特別支援教育の影で

平成19年から,特別支援教育で「個別の支援計画」「個別の指導計画」作成が義務付けられた。 「指導計画」は「必要に応じ,児童一人一人のニーズに応じた指導目標や内容,方法等を示したもの」である。 「支援計画」は,関係機関の連携による乳幼児期から…

ジェンダーフリーの影で

ジェンダーフリーが常識となって久しい。 「従来の固定的な性別による役割分担に捉われず,男女が平等に自らの能力を活かして自由に行動・生活できること」が,ジェンダーフリーだそうだ・・・。 教育関係を見ていくと,かつて,固定的な性別による役割分担…

今日から始めます

「まるごと」日誌と名付けて,今日から私が日常感じていることを書いていきます。 教育関係の仕事をしています。記事にもその関係のことが書かれると思いますので, 読んでくれる人がいたら,気楽に読んでください。 教育関係のことだけでなく,私が日常出会…